『洋服の生地には2種類ある。それは何？』と聞いて
「〇〇と△△でしょ？」
どれだけの人が答えられるのでしょうか？
私は今の会社に入る前にアパレル販売員の経験がありますが
その時にこの質問に答えられたとは思えません。
服飾関係でも、全員が知っている事ではありませんが
洋服を作るのであれば、必須の知識ですね。
洋服を作る人が、これを知らないというのは
お寿司屋さんが魚の種類に”赤身”と”白身”を知らないと同じくらいかと。
過言ではなく、本気で。
正解は
「カットソー」と「布帛（ふはく）」です。
簡単に言うと
カットソーは編物と呼ばれる伸びる生地で
布帛は織物と呼ばれる伸びない生地です。
カットソーで代表的なのはTシャツやトレーナーで
布帛で代表的なのはYシャツです。
イメージ出来ましたか？
これ以上、これらの生地の違いを知りたいというのであれば
ググってみてください。(笑)
いくらでも情報は出てきますから(笑)
インスタグラム、ツイッターをやっています。
宜しければご覧ください！
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
と終わらすわけにはいきませんね。
実は、これらの生地の違いが縫製工場にとっては、とても大事なんです。
”カットソー工場”、”布帛工場”って区別がある位、素材によって工場が違います。
生産の勝手が全く違うんです。
パターン（型紙）も違いますし、縫い方、ミシン、工程・・・
あらゆるものが違うんです。
ですので、カットソー工場に布帛の製品をお願いしても断られて当然です。
逆も然り。
お寿司屋さんでビーフハンバーグをお願いしたら、作る事は出来ると思いますが
材料も違うし、用具も違うし、慣れていないし・・・
なので、時間はかかるし、料金は高くなります。
そこで文句を言うもんなら・・・
「洋食屋行ってくれ！」
って言われて当然ですよね(笑)
カットソー工場に、布帛の製品を頼むってこういうことなんです。
分かっていただけましたかね？
更に深堀すると
カットソー工場でも、ベビーやレディース、メンズで工場が違ったり
布帛工場でも、パンツ、ジャケットで工場が違ったりと
縫製工場って、ホント細分化されているんです。
そんな中、弊社はカットソーから布帛まで生産できる工場なんです！
最後は軽く自慢ぽくなりました(笑)
伏線回収ってやつですかね(笑)
しかし、ここが他社にはない弊社の強みの一つです。
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では、また。